ネットスーパーで注文した商品を受け取る5つの方法
ネットスーパーは、忙しくても気軽に欲しい品物を選び、自宅に届けてもらえる便利なサービスです。このサービスを利用する人は多いですが、中には受取りの手間を気にして使わない人もいるでしょう。この記事では、ネットスーパーの受取りが敬遠される理由や注文した商品を受け取るための5つの方法について詳しく説明します。
ネットスーパーは受け取りが面倒
ネットスーパーは、最短で当日に自宅まで商品を届けてくれる便利なサービスです。
しかし、受取りに手間を感じることが多いのも事実でしょう。
たとえば、「仕事の都合で配達時間内に帰宅できないことが多いため利用しにくい」「自宅に誰もいない可能性が高く、受け取れない可能性がある」「ひとり暮らしなので配達員との対面を避けたい」といったさまざまな理由があります。
ネットスーパーでは生鮮食品なども取り扱っており、受け取りができない場合は商品の鮮度を保つために自ら取りに行く必要があるのです。そのため、指定した配達時間帯に確実に在宅しなければならず、再配達手続きをするなどの手間が生じることも。
また、ネットスーパーの配達時間は店舗によって異なり、10時から22時の範囲や12時から21時の範囲などがあります。配達時間は通常2時間単位で指定されるため、たとえば12時から14時や16時から18時といった具体的な時間帯に在宅できるように計画しなくてはならないのです。
ネットスーパーの5つの受け取り方
ネットスーパーの利用には、手渡し以外にさまざまな受け取り方法が存在します。
こちらでは、ネットスーパーで提供されている5つの受け取り方法について解説しましょう。
手渡し
手渡しは、宅配便と同様のプロセスで行われる方法です。
配達員が商品と伝票をもって玄関先まで来て、伝票にサインやハンコをして受取りが完了します。クレジットカードなどのオンライン決済を行っていない場合は、代金引換で現金や電子マネーで支払う必要があるでしょう。
ただし、配達業者が専門の配送業者である場合、手渡し以外の受け渡し方法は許されないことがあり、宅配ボックスからの受け取りもできないことがあります。不在の際には商品は持ち帰られ、不在連絡票に記載された連絡先に再配達の手続きをする必要があるのです。
不在時宅配
不在時宅配は、自宅に誰もいない場合に、指定した場所に商品を置いてもらうサービスです。
商品の鮮度を保つため、保冷箱に蓄冷材やドライアイスを入れて保管することがあります。セキュリティベルトなどを使用していたずらや盗難を防ぐ対策が行われるでしょう。ただし、常温で保管される性質上、アイスクリームや冷凍食品などは対象外となることが多いです。
店頭受取り
一部のネットスーパーでは、注文した商品を店舗で受け取ることができるサービスも提供されています。
注文時に希望する店舗で受け取りたい旨を備考欄に記載すると、指定した時間帯にサービスカウンターで商品を受け取れるのです。時間に余裕がなかったり、子供がいるため買い物に時間をかけられない場合に便利でしょう。この方法では送料は無料です。
ロッカー受取り
一部のネットスーパー店舗には、専用の受取りロッカーが設置されています。
注文完了時に送られてくるメールに記載されたパスワードを入力することでロッカー内の商品を取り出せるのです。保冷剤が同梱されているため、生鮮食品の品質を気にする必要はありません。
ただし、冷凍食品やアイスクリーム、医薬品などは注文できないことに注意が必要です。なお、この受取り方法は実験的に導入されているため、利用できる店舗は限られています。
コンビニ受取り
イトーヨーカドーネットスーパーでは、注文した商品をセブンイレブンで受け取ることができるサービスを提供しています。
受取り可能な時間帯は17:30から23:30までと幅広く、自身の都合に合わせて受け取れるのです。
帰宅時刻が不確定であり、商品を待つ時間を省きたい場合に便利でしょう。ただし、お酒や冷凍食品、飲料ケースなどは受け取り対象外です。なお、このサービスは現在神奈川県相模原市内限定で提供されています。
当日のキャンセル・時間変更はできる?
ネットスーパーは、当日の注文締め切り時間前であれば、キャンセルや時間変更の手続きが可能です。
各ネットスーパーのマイページを通じて、簡単に無料で変更できます。決済がすでに行われていたとしても、キャンセルが受け付けられていれば返金が行われるため、安心して手続きできるのです。
ただし、注文締め切り時間を過ぎてしまったあとで、何らかの理由で受取りができない場合のキャンセルには、商品代金の全額負担やキャンセル料が発生する可能性があるので、注意しましょう。
まとめ
ネットスーパーは、最短で当日に家に商品を届けてくれる便利なサービスです。しかし、配達時間に家にいることが難しかったり、家に誰もいなかったりして受け取りに手間を感じることがよくあります。主な受け取り方法は手渡し、不在時宅配、店頭受取り、ロッカー受取り、コンビニ受取りの5つです。ただし、ロッカー受取りやコンビニ受取りはまだ利用可能なネットスーパーが限られています。また、注文締め切り前なら当日のキャンセルや時間変更は無料で可能です。